荒木孝信行政書士事務所

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HACCPプランの作成③
手順10(原則5) 改善措置方法の設定

 モニタリングを実施し、CLを逸脱したことが判明した製品は安全性に疑いのある製品であり、そのまま出荷することはできません。そこでCLを逸脱したことが判明した際の対応、改善措置方法についてもあらかじめ決めておく必要があります。
 この際に注意すべきことは、CL逸脱製品自体の取り扱い方法を考えることはもちろん、CL逸脱となった原因を改善する方法についても考えておくことです。またこれら改善措置を誰が担当するのかも明らかにしておく必要があります。

  1. 逸脱製品の処置
    ・CL逸脱製品を特定し、出荷されないようにする。
    ・再処理、別加工、廃棄などの対応をとる。
  2. CL逸脱状態の復帰
    ・機械の修理、部品の交換、設定の調整などについて決定しておく。
  3. 改善措置担当者
    ・逸脱製品の処置やCL逸脱状態の復帰につき、すみやかに対応できるものを担当者にする。
     

記載例