食品表示検定（中級）

　先日、第24回食品表示検定（中級）を受験しました。HACCPのハザード分析を行う前提として製品についての記述、製品概要書を作成するわけですが、これはほぼ食品表示ラベルと同様なのではないかと思い、食品表示に関する知識があればより理解に役立つと考えたのが受験のきっかけです。
　関連法規から始まり、生鮮食品、加工食品、添加物に関する一般的表示ルール、そこから個別に定められている個々の食品に関する表示ルール、牛、米トレーサビリティや各種認定マーク、さらには栄養成分表示など、非常に幅広い知識が求められる検定でした。一方であの小さな表示ラベルに様々な情報が詰め込まれていることがわかり、良い勉強となりました。
　直接食品表示を扱う立場ではないため今後上級へ挑戦するかは未定ですが、食品製造業に携わる方々に対してHACCPだけでなく幅広いサポートを行なっていけるよう今後も努めていきたいと思います。

　試験問題は著作権の関係で公開できませんが自己採点にあたり公式発表の正解の検討を行いましたので、今回受験された方、また次回受験予定の方の参考にしていただきたいと思います。テキストの該当ページは第7版準拠、セミナーテキストは2021年後期実施第24回向け対策セミナーでの配布テキストに準拠しています。
　なお公式はあくまで正解肢の公表だけであり、解説・理由等への言及は一切ありません。あくまで公式の正答を元にした私の確認・検討ですので、誤り等がありましたらコメントからご指摘いただきたいと思います。